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「エンジンの音色」
エンジンの回転に合わせてエンジンが色々な音を出しますよね。
アイドリング中はとても静かなエンジンが、2000回転を超えたあたりからだんだんとうるさくなってきて、
3500〜5000回転くらいになるとエンジンが甲高い叫び声をあげちゃいます。
でも、よ〜くエンジンの音を聞いてみると回転数に応じて音が変化しているのに気が付きませんか?
アクセルを踏んでいくとだんだん音が高くなっていき、
回転数が倍になるごとに1オクターブずつ高い音が出ていますよね。
そしてマニュアル車ではシフトアップのタイミングで音色が変わることを耳と体で感じることができます。
まさにドライビングはスポーツですね。
しかもエンジンの音は車種によって色々な個性をもっているので
エンジンの音を聞いただけで車種を当ててしまう方もいるそうです。
そして車やバイクのマフラーを一生懸命こだわっている人たちの気持ちがとっても良く分かります。
だってエンジン音が「ドッドッドッドッドッ〜♪」って響いてきたら、めっちゃ心地良いんですもの。
適度にビブラートがかかっている上に、心地よいハーモニー、もうエンジン最高!
でも、いくら自分が気持ちいいからといって、他の人も同じ感覚をもっているわけではないから、改造は程々に〜♪
たまに信号待ちで爆音を轟かせている車やバイクが隣に止まると、
自分の車のエンジン音と隣の車のエンジン音が不協和音になって、とっても気持ち悪くなることがあります。
そんな時は軽くアクセルを踏んで隣の車のエンジン音とハーモニーが取れるように調節しましょう(^^)
ちょっぴり詳しく?
いつも回転数に合わせて音の高さだけが変わっていくかというと、そうでもなさそうです。
回転数が低くなると、低い音が薄れていき、回転数が高くなると、
いままで聞こえてきた音より1オクターブ以上高い音が聞こえてきたりします。
私の車の場合、アクセルをぶぉ〜ん♪って3000回転くらいまで煽ると、
低い低い「ソ」をベースにして低い「ド」と低い「ソ」、高い「ソ」などなども一緒に聞こえてきます。
エンジンの音はハーモニーになっているので、回転数に応じてハーモニーが強くなったり、
弱くなったりするので回転数によって音色も変わってきます。
実際のところ走行中は坂の勾配や乗車している人数などのコンディションによって、
高い音が弱まり、音がこもって聞こえたりしますし、
アクセルを緩めると低い音が消えて一瞬、音が高くなったような感じがするので、
同じ回転数だからといってエンジンの音色も一緒ではありませんが・・・。
(ベースギターやシンセサイザーを音叉代わりに使うと、音の高さとかが分かるかも♪)
2000-2008 文:りあ 目次へ進む ホームページに戻る