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「はじめに」

良心のあるドライバーはみんな思いやりをもって正しいことを目標に運転しています。
でも、本当は何が正しくて、どんなことが思いやりがあるかは、
その時・その場所・その人によってさまざまな解釈あると思います。
さらに車からの視点、バイクからの視点、歩行者からの視点、同じことでも立場が違うと感じ方も変わってくるハズなので、
常に「自分が周りからどのように見られているか」ということにも気を配らなくてはいけないと思います。

このサイトでは「スピード超過する理由」「横断歩道での歩行者保護」などを例に
多くのドライバーがどんな風に感じているか、それを文章にしてみました。
ひとことで表現するとすれば「運転が上手な人」は他の車と一緒に走る場合は周りの車のストレスにならないように
危険が少ない場面では多少の安全性を犠牲にしてでも交通の流れが円滑になるように運転するでしょうし、
歩行者が多い住宅街、横断歩道や交差点付近などの危険が大きい場所では
「円滑さ」よりも「安全性」を重視した運転ができるのだと思います。
それは自分中心ではなく、「安全性」「円滑さ」を天秤にかけて客観的に物事を判断できるからで
「抑えるところは抑えて、出すところは出す」よく言うメリハリということですよね。

世の中には色々な考え方の人がいます。運転も普段の生活の延長上にあるので、
まず相手の立場になって物事を考えるようにしてみると色々な発見があると思いますよ。
そして「自分は運転が上手い」と思った時点で、成長できなくなるんだと思います。
「継続は力なり」って言葉がありますが「運転が上手」というのは常に良くなるように努力し続けることが大切でしょう。

私は「運転」と「人付き合い」は同じ種類のコミュニケーションだと感じています。
 初心者の頃は、周りの状況がよくわからず
 慣れてくると、自分勝手になって
 上手くなると、安全運転になる
これって人生そのものですよね!

「そして、」

運転に未熟な私がこの2年間インターネットを通じて多くの方から貴重な意見・情報・写真などをいただくことができ、
とても有意義な機会をもてた事をこの場を借りてみなさまに感謝いたします(^^)


2002年7月5日 りあ ホームページへ戻る