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「見通しが良くガラガラな直線道路でスピードを出して走っている時に限ってネズミ捕りに・・・」なんて話を良く聞きます。
こんな道路では危険性も少なく、スピード超過が即事故につながることは少ないのですが、
一応、速度超過は違反なので切符を切られても仕方ないでしょう。
もっと言ってしまうと警察は法律の秩序を守るために存在するのでそれが仕事なんですよね。
でも、普段から「速度を出し過ぎない様にという理性」が働かない人は、
他の車と一緒に走る時も自己中心的になりやすいので事故を起こしやすい傾向にあります。
このことは教習所で実施している性格診断などである程度細かく分析できるので、
その人の運転適性の向き・不向きが分かってしまいます。
現実問題として車が無いと生活できない地域や職業の方がいらっしゃるので
(今のところ?)性格診断の結果によって免許交付拒否ということにはなりませんが・・・。
そこで、免許取得後に警察による交通違反の取り締まりによって、
危険性がある人を道路から排除する方式が採用されています。(点数制度の主旨)
交通違反を犯しやすい人を見つけるには、交通量が多い道路よりも、交通量が少ない道路の方が簡単です。
なぜって、それは交通量が多いと周りの流れに合わせて仕方なく違反をしているのか、
自ら違反のキッカケを作り出しているのか分かりにくいですからね。
そんなこともあって、あえて交通量の少ない道路でも取り締まりをしているのでしょう。
逆説的ですが交通量が少なければ比較的安全に取り締まることもできるので。
単純計算で10年に1回の割合で検挙されるという計算ですが、
実際は違反を何度も繰り返して免許停止になる方が年間約100万人もいらっしゃいます。
また事故の統計でも事故を起こす方は何度も事故を起こしている一方で
安全運転な方は1度も事故に遭ったことがないというデータもあるようです。
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ちなみに青キップ(反則告知書)で反則金を納めて終わりというのは、違反件数が多い(みんながよく違反する?)
速度超過、信号無視、指定場所一時不停止等、通行区分違反、通行禁止違反、横断歩行者等妨害等、積載物重量制限超過、指定通行区分違反
が対象で、ここに記載されていない違反をした場合は赤キップ(交通違反通告書)と同様に警察庁などに出頭しなければいけない場合があるようです。