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「グチを言う人は安全運転?」

目の前にペースの遅い車が走っていたりすると「遅いなぁ〜」とつぶやいたり
右折待ちで待っているときに前の車がなかなか右折をしないと「さっさと行けぇ」と叫んだり
ウインカーもつけずに急に割り込んだりされると「ウインカーぐらい点けろよ」と怒ったり
信号の無い横断歩道で止まっても対向車がなかなか止まらないと「歩行者が待ってるから、ささっさと止まれや」なんて
自分のペースと合わない人や危ない運転をしている人に遭遇して愚痴る人は
一見危険な人に見えますが実は安全運転なのかも知れません。

愚痴るというのは周りの状況をちゃんと把握していて
そこにふさわしくない行動をとる人(誰が悪いか)を認識しているので、
なにげに客観的に状況を判断できていることが多いのです。
そして愚痴を言うことによってストレスを発散させているので
そのとき受けたストレスをその場で処理できているため
その後の運転にまで影響を引きずることも少ないはずです。

ただし、愚痴るだけでなく実際に行動に出てしまう人達は危険です。
たとえば右折レーン等を使って追越しようとする人がいた時に
それを入れさせないようにと相手の進路をブロックしたりしてしまう人は事故の元になりますからね。

愚痴の他にも歌を歌ったり、車内の会話を楽しんだり、
ストレスの矛先を変えること(いい意味での八つ当たり)ができれば、
また社会生活を営む上でも環境からくるストレスをどのようにして軽くするかを知っていれば
環境が悪くても快適に過ごすことができますよ。
グチられるとまわりの人はちょっと迷惑ですけどね(笑)


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2000-2009 文:りあ