次へ前へ     □ ホームページ > 安全運転の目次 > フォグランプは危険?

「フォグランプは危険?」

霧が発生したときなどはフォグランプはある程度視界を確保してくれて便利ですが、
夜間に補助灯(フォグランプ、ドライビングランプ)を使うと、落とし穴ができます。

夜間の運転では、どうしてもライトがあたっている明るいところばかり見るようになってしまいます。
補助灯を使うと明るく照らされている近くの路面ばかりに目を取られやすくなり、
より大切な前方の安全確認を怠ってしまい、事故につながりやすくなります。
補助灯で照らされているような直近で危険を察知しても、きっとハンドル操作もブレーキも間に合いません。
補助灯で照らされる路面よりも、より前方に視線を向けるように心がけてください。
自分が先頭車両で対向車がいなければハイビームを使うのも良いでしょう。


左右のヘッドライトの間にある黄色い補助灯がフォグランプ。

※最近では昼間でもヘッドライトや補助灯を点灯しているクルマが増えてきているようです。
これはバイクと同じように回りの車に自分の存在をアピールするために点灯させているもので、 視界の確保というより周りの車に注意を促す目的で点灯させています。
(ちょっとした木陰やカーブなどでは、対向車に認識されやすくなるので常時ライト点灯も有効かもしれません)


次へ 前へ 目次へ戻る


2000-2009 文:りあ