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「ゼブラマークの導流帯」

写真の様に交差点の手前でシマシマがペイントされていることがありますが、
このシマシマのマークは「導流帯」という名前で、車の流れをスムーズにするために用意されていて、
幹線道路から本線を外れ、間違って右折レーンや左折レーンに入ってしまわないように車の流れを誘導しています。

バイクレーンにも正しい車線を示す導流帯がペイントしてあったりします。

導流帯の扱いは、車両を進入させないことによって円滑さと安全さを確保するために用意されていますが、
右折や左折する場合は導流帯に従うより導流帯を横切った方が安全で円滑な場合があります。
(ただし、ゼブラゾーン走行中に事故を起こすと、過失割合が2割ほど増えることがあるので注意しましょう。)

交差点では巻き込み防止のため、バイクが小回りしないように導流帯がペイントしてあったり、
見通しの悪い交差点では、出会い頭の事故や歩行者の巻き込み防止のため、
交差点を狭く見せるための導流帯がペイントしてあることがあります。
導流帯によって、道が狭く見えるため速度を控えめにしようという心理が働くそうです。


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2000-2009 文:りあ