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「渋滞時のバッテリーあがり」

停車した状態が長く続く場合にライトとエアコンやステレオなどを同時に使っていると
エンジンがかかった状態でもバッテリーが上がってしまうことがあります。
大渋滞などで長く停車している場合はこまめにヘッドライトやエアコンを調整してバッテリー上がりに気をつけましょう。

アイドリング時の発電量はエアコンとカーステをギリギリ動かせるくらいのようで、
(夏の暑い時期は発電能力が落ちるそうです。)
バッテリーの方は新品なら満タンでエアコンを1時間分動かすくらい、さらに大きなタイプのバッテリーなら2時間分くらい
(冬の寒い時期はバッテリーの性能が悪くなり溜められる電気が少なくなるそうです。)
そのため停車中に電気を使いすぎているとバッテリーに溜まっている電気をどんどんと食いつぶしてバッテリーがあがってしまいます。
ちなみにエンジンを切ってエアコンを使っていると1時間くらいでバッテリーが空になる計算ですが、
バッテリーは残りの電気が少ない状態になればなる程バッテリー自体の寿命が短く(満タンまで溜まらなく)なるそうなので、
できるだけバッテリーは満タンな状態を保ったほうが長持ちするそうです。

特に夏の暑い時期はとても発電能力が落ちるので、
駐車中はエンジンを掛けていてもエアコンで消費する電気をまかなえなくなり、
いつのまにかバッテリー上がりを起こしてしまうそうです。
ですので、エアコンが効いているからといって車中に子供を残したままにするのは大変危険です。
毎年、夏になると遊技場などの駐車場で子供が脱水症状を起こして死亡するという悲惨な事故が起こっているので気をつけましょう。
悲しいことに、中にはネグレクト(幼児虐待)で灼熱の車内に放置しているケースもありますが・・・・

「消費電力の参考値」
エアコン・・・200〜300W
リヤデフォッガ・・・150W
ブレーキランプ・・・100W
ヘッドライト・・・100W
カーナビ・ステレオ・・・100W(ステレオ全開?)
ワイパー・・・50W


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2000-2009 文:りあ