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「価値観の違い」

安全意識は個人の価値観によるものなので、
他の人の価値観を受け入れられるだけの気持ちの余裕が必要かもしれませんね。
(違法行為を擁護するわけではなく、自分に厳しく、他人に甘くという意味ですよ)

見通しがよければ、交差する道路に車がいないことは明らかなので一時停止をサボったり。

歩道に乗り上げて路駐したり。

少しでも隙間が空いていたら、とりあえず前に出ようとしたり。

渋滞していると導流体の辺りからフライングして本線に合流していったり。

自転車が邪魔だと考えたり。

歩行者用の赤信号を無視したり。

 
人によって、経験や能力が違うため判断基準もまた異なってきます。
まず相手を理解してあげることが大切でしょう。
そして、当然ルールが無ければ「やりたい放題」になって収拾がつかなくなるのは目に見えているので、
自分ではルールを守ろうとする理性も必要になってくると思います。

法律は表向き「思いやりと礼儀」を掲げ、実際は「違反には罰則」という形で見事に理想と現実を使い分けていると思います。
もちろんルールを決めてもそれを後押しする「力(罰則)が無ければルールは無視されてしまうので
もし何か疑問点があれば最寄の警察や市役所に問い合わせてみたり、
法律が間違っていて自分の意見が正しいと思うなら、意見書や投票などの公的手段に訴えてもいいと思います。
そして法律が改正されることによってアナタの意見が正しいということが国(国民の大半)から認められます。

文句を言うのは簡単ですが、決められていることを忠実に実践するのはとても難しいことです。
まず自分で実践した上で意見を言うようにしてみてはいかがでしょうか。


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2000-2009 文:りあ